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ヘルクレス座の神話
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ヘルクレス座の神話
ヘルクレス座の神話 〜英雄の中の英雄〜
ギリシャ神話の英雄の中で最もはなやかな活躍をしたのはヘルクレスでしょう。
ギリシャ語読みではヘラクレスですが、ここではラテンゴの読みの星座名ヘルクレスに
合わせることにします。
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ヘルクレスは英雄ペルセウスのひ孫にあたります。ペルセウスの孫のアルクメネは美女の
誉れが高かった。アルクメネの美しさに目をつけた大神ゼウスは、彼女の夫に変身して近づき
思いをとげた。やがてアルクメネがゼウスの子ヘルクレスを産みました。
ゼウスの妻ヘラは夫の浮気に気づき、毒蛇を送ってヘルクレスを殺そうとしました。しかし、
人並み以上に優れた力を持っていた赤ん坊のヘルクレスは、逆に蛇を握り殺してしまった。
成長するにしたがってヘルクレスの力は、ますます強くなり、たくましい青年になりました。
しかし女神ヘラののろいを受け、自分の子供を次々と殺してしまうことになります。その償いに
叔父のミュケナイ王エウリュステウスから12の困難な仕事を命令を受けました。
その一つがレルネ沼に棲むヒュドラ退治です。このヒュドラは九つの頭を持つ巨大な水蛇で、
家畜を襲ったり畑を荒らしまわったりして、人々を困らせていました。ヘルクレスは甥の
イオラオスに手伝ってもらい、火の矢を放ってヒュドラを沼から追い出すことに成功します。
ヒュドラは九つの首を振りたてて派へしく向かってきた。その上巨大な蟹が現れ、ヘルクレスの
足に噛み付いてくるのです。彼はまずこのカニを踏み潰した。
ヘルクレスが剣を振るってヒュドラの首を次々に切り落としましたが、驚いたことに一つの
首の切り口から二つずつ新しい首が生えてくるのです。ヘルクレスはイオラオスに命じて、
首の切り口を一つずつ焼いて、やっと退治しました。しかし一つだけどうしても死なない首が
ありましたが、この首は切り落として多きな岩の下に埋めて退治に成功しました。
ヘルクレスはこのほかネメアのライオン退治などの難題を見事にやりとげましたが、
彼は最後まで呪われたままでした。敵から送られた毒を塗った服を着てしまったのです。
死を覚悟したヘルクレスは、蒔きを積んで火を放ち、その中で自ら命をたったのです。
これを見た大神ゼウスは感動し、ヘルクレスと彼が退治したヒュドラ(うみへび座)、蟹(かに座)、
ライオン(しし座)を共に星空に上げました。
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ヘルクレス座探索
ヘルクレス座を初夏の星空の中で探すのは容易ではありません。明るい星が少ない上に、
星の配列にもあまり特徴がありません。そこで明るい星を頼りに探すことにします。
6月の宵には、天頂よりやや南にの所にはオレンジ色の1等星アルクトゥスが輝きます。
東北東の中天では青白い1等星ベガが目を引きます。この2つの1等星の中間あたり、
高度60度ぐらいにヘルクレス座の星々が散らばっています。
まずアルクトゥルスからベガに向かってゆっくりと視線を移していきます。アルクトゥルスから
3分の1ほどのところには、かんむり座の2等星アルフェッカがあります。アルファッカとベガの
中間をよく見ると、3〜4等星4個が不規則な四辺形を作っています。四辺形の大きさは
対角線が約8度で、腕をいっぱいに伸ばして親指と中指で作った輪とほぼ同じぐらいです。
この四辺形は「ヘルクレスのキートン(要石)」とよばれています。上辺の左側がエータ星、
右側がゼータ星、下辺の左側がピー星、右側がエプシロン星となっています。
次にエプシロン星から右下の方向に約8度のところにある3等せいを探します。
これがデルタ星です。ゼータ星から右に約10度のところには3等星が見つかるはずです。
これがベータ星である。この六つの星が作るゆがんだH字型または鼓形がヘルクレスの
胴体にあたっています。
星座のヘルクレスは右手で棍棒を振り上げて、左手にヒュドラの首を握り締めている。
H字形のデルタ星、ベータ星に続く星の列をたどっていくと、その姿が自然と浮かび上がって
くることでしょう。
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